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Kittyは映画が大キライ

私の私による私のための映画レビュー

『ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-』 短い作品です

『ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-』

オーランド・ヴォン・アインシーデル監督

2016年

 

Netflixが作ったドキュメンタリー映画を観ました。40分の短い作品です。

今日は映画じゃない話をしましょう。

 

私はクリスチャンです。神様を信じています。大して立派な人間ではありませんが、なんとか神様の正義を目指して日々生きています。だから、神様を信じて正しく生きる同胞を深く尊敬します。

 

このドキュメンタリーはイスラム圏の紛争を映しています。シリア内戦です。私は政治もイスラム教もわかりませんが、どうやら二つの勢力の狭間にある人たちが、無防備に両軍の攻撃にさらされているということらしいです。爆撃があって、家族や友人が死んでいくのに、だれも守ってはくれない。どちらの軍も敵らしい。

そんなこの世の地獄で、必死に神の正義を求める人達がいるそうです。ホワイトヘルメットの隊員達は、空襲の度に瓦礫の山によじ登り、重く硬いコンクリートの下から誰かを救い出しています。

彼らは自分たちも誰かの親であり、きょうだいであり、友達です。救えた命も、救えなかった命も、もしかしたら自分の大切な人だったかもしれない。だから今日も死地に赴く。正義感や信仰だなんていうくだらない言葉で表せない何かがあります。カメラを通じて、それが私に届きました。

 

私の言葉ではかけらも伝わらないでしょうから、彼らのあり方についてはこの作品を観るか、以下のサイトを見るかして頂ければと思います。私がこの記事でやりたいのは、ほんの僅かでも彼らのことを伝えること、そして自分の共感を示すことです。

難しい宗教談義はわかりませんが、彼らが誰かを救うために讃える神様は、私が毎日お祈りを捧げる神様と同じはずです。教えも法も違いますが、同じ神様を信じている彼らのために私は祈ります。もっとなにかできるかもしれませんが、今はわからりません。だからただ、今日は彼らのためにお祈りをしましょう。

 

日本で人気のジャーナリストがよくシリア内戦の特番をしています。彼はいつも、ムスリムは狂信的で野蛮な人々だと吹聴しています。幸いなことに、私はこれでもそれなりの教育を受けて来ましたので、彼の言っていることが悪意のある誇張だということがわかります。彼はイスラムの法と歴史を知った上で、なんらかの意図で事実を歪めて報道しています。本来のイスラム教は、公正で、柔軟で、人々の安寧を守る優れた教えです。私にとって彼らは同じ神様を信じる同胞です。この作品を観て、傷ついた子供を助けた隊員が、アラーの御名を讃えるのを見てほしい。彼らは狂信者などでは決してないはずです。

 

ホワイトヘルメットについて

 

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